履きジワ&型崩れのひどいスウェード靴を洗って復活させる
スウェードの靴って、柔らかくて履き心地が良いですよね。
特にこの Camui water massage(カムイウォーターマッサージ)の靴は、その名の通り、中敷きに「水」が入っていて、その水が歩いた時の衝撃を吸収してくれるという優れもので、たくさん歩く日や旅行でよく履いています。
ただそのおかげで、甲の部分にクッキリと履きジワが目立つように・・・。
更に保管に失敗して、踵の部分が型崩れをしており、これが履くと当たって痛くなってしまいました。
というわけで、もうすぐ春ですし、またこの靴の出番も増えるので、ここは一つ、丸洗いをしてみることに。
手順はいつも通り簡単で
1.ブラシでスウェードの汚れやホコリを落とす、靴紐も別洗いする
2.型崩れの補正もしたいので、しっかりと(30分ほど)革を水につける
3.一通り洗剤で洗ったら、シューキーパーで形を整えて陰干し
4.スウェード専用の栄養ミストを吹きかける
5.乾いたらブラッシングで起毛を整えて完成
という流れです。
まずは洗う前のスウェード靴の現状。
まず、紐はほどいてエマール等で手洗いしておきます。
特に汚れていなくても、靴紐が長年の使用でヨレたままだと、何となく洗いあがった靴に結びなおしてもシャキっとしない気が・・・。
逆に紐がピンと綺麗だと、靴が多少くたびれていても清潔感が保たれる気がするので、とりあえず靴紐は洗っておくか、あまりにも傷んでいれば、新品に替えるのも見栄えを良くするのに有効な手かなと思います。
靴がザブンとつかる入れ物に水を張り、30分ほどそのまま放置。
中敷きの汗汚れなどは、これだけでも結構落ちているかも。
靴は内部まで水を吸うとかなり重くなるので、そうなったら引き上げて、洗剤で洗っていきます。
履きジワのある甲部分のスウェードは、起毛がペタンと寝ている状態なので、古い歯ブラシなどで色んな方向に優しくこすり洗いをして、寝ている毛を起こすように意識しました。
決して強くこすらず、優しくコシュコシュと毛を起こすように、でもテキトーに(笑)やっていきます。
よく洗ったら、水で綺麗に泡を流して、ポタポタと水が滴る間はベランダの日陰などに放置して水を切ります。
ある程度、水分が抜けたら(水がポタポタしなくなったら)風通しの良い場所で乾かしていきます。
そして半乾きくらいになったらシューキーパーを入れ、形を整えて、後はしっかり乾くまでそのままです。
シューキーパーを入れるタイミングは、人によって違うと思いますが、私のシューキーパーは木製なので、濡れた靴に使うと水分を吸います。
そうなるとシューキーパーもしっかり乾かさないといけないので、あまりビショビショの段階では使いたくない・・・半乾きまで待つのはそれだけの理由です(笑)。
あとは、靴って内側が乾くのが遅いので、早い段階でシューキーパーを入れると、内側の乾きが遅くなりますよね。
それが嫌なので、あらかた内側が乾くまで待つことにしています。
経験上、シューキーパーは半乾きの段階から入れても型崩れは戻せているので、多分大丈夫だと思います(笑)。
そして靴が乾いたら、スウェードの場合は、栄養ミストで栄養分を補給すると、革が潤いを取り戻して、しなやかさが復活します。
靴用の洗剤(アミノ酸で洗うレザーシャンプー)で洗っても、どうしても洗いあがりが若干パリパリするような、革が硬くなるような感じがあるんですが、栄養ミストをかけると、それが収まり、起毛革を長持ちさせるにも良いようです。
色も「ニュートラル」で、どんな色にも対応するので、これは一つあると便利です。
また黒とかブラウンとか、色を補色するミストもあるので、そういうのを使うと、濃い色のスェードは仕上がりがより綺麗になります。
さてそんなわけで、仕上がりがこちらです。
新品のようにとはいきませんが、履きシワはかなり綺麗に伸ばせました。
踵の型崩れも結構綺麗に戻り、履いても痛くなくなりました。
全体に横にゆるんでいた形が、縦にシュッと整って、本来の端正な姿を取り戻せたと思います。
自分の足に合った履き心地の良い靴は、見つけるのも大変ですよね。
なので出会えたら手入れをして長持ちさせて、最終的に履き心地のよい靴しかないクローゼットになったら良いな~と思っています。
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