工房アイザワの純銅カトラリー
工房アイザワは、元々お弁当箱をずっと愛用していて、品質には信頼感がありました。
傾いてもバッグの中で漏れたり絶対しない、しっかりしたものが欲しくて探した結果、工房アイザワにたどり着き、お弁当箱としては多少高かったけれど、奮発して買いました。
実際使ってみると、バチンと止まる掛け金とパッキンのおかげで液漏れも無く、とっても満足度が高い買い物になったので、以来、工房アイザワさんはとっても信頼しています。
そして最近、自分で意識して食器やカトラリーを眺めてみると、色々と間にあわせの物を使っているのに気づきました。
最初は仕方ないものではありますが、ここらへんでカトラリーも少しづつ整えたくなり、まずは使う頻度の高いものから入れ替えていくことに。
ここでちょっと話はそれますが、私には実家のカトラリーに思い出があるんです。
母も特にこだわりもなく、必要に応じて揃えたんだと思いますが、昔のステンレスのスプーン・・・厚みがなくペラペラで柄の部分にごちゃごちゃした模様のあるやつ・・・基本的にああいうのがたくさんあったんです。
でもその中で一種類だけ、しっかりした厚みで輝きも他の物とは違って、模様もシンプルなスプーンが2つだけ混じっていて、私は気づけばそればっかり使うようになっていました。
それはものすごく持ちやすくて使いやすいし、カレーでもシチューでも口当たりが良いんです。
ある時ふと気になって裏面を見てみたら「Noritake」と書いてあって、のちにそれが有名な洋食器メーカーだと知りました。
なるほど何にも知らない子供でも、やっぱり良いものに惹かれるし、使い心地も違うんだなあと、その時すごく思ったんです。
このノリタケのスプーンは今も現役で実家にあって、何らくたびれた様子もなく日々の食卓で使われています。
購入した時は、若干他のものより高かったかもしれないけれど、その後の満足度と耐用年数を考えれば、何てコスパが良いんだろう、カトラリーってコスパ最高だなあ!と思わず感心してしまいました。
そして我が家でもこれから何十年も使っていくことを思えば、少しくらい高くても気に入ったものを揃えたいと強く思うようになったわけです。
とはいえ(笑)最初は小物から。
そこでコーヒーやお茶、アイスクリームなどに使える小さなスプーンと、ずっと素敵なものを探していたバターナイフを今回買ってみました。
いずれも工房アイザワの純銅銀仕上カトラリーです。
ありそうでなかなか無い、四角い持ち手も握りやすい
朝用のKINTOとも相性よし
銅は熱伝導率が高くて、スプーンをアイスに差し入れると、手の熱でスルスルと滑らかに潜っていきます。
バターも同じ理屈で、まあまあ掬いやすいです。
冷蔵庫から出したばかりのバターだと、さすがにバターの冷気の方が勝って、スルスル溶けるわけではありませんが、トーストに乗せたバターはかなり塗りやすくなります。
それだけ熱伝導率が良いので、逆に熱いコーヒーや紅茶をかき混ぜると結構熱い(笑)。
しかしこのダイレクトに食べ物・飲み物の温度を感じて味わうというのは、やってみるとステンレスでは味わえない楽しさがありました。
また純銅が全て露出しているのではなく、銀メッキがされているのもモダンな印象で、いずれ使い続けるうちに剥げてくるのでしょうが、今度は銅部分が見えてくるわけなので、それもまた劣化ではなく味として熟成していくかな~と思っています。

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